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家を託す

最近、建築途中の家を見ると、多いな・・・と感じている住宅メーカーがあるのです。
何故、その会社に頼んだのかを考えてみます。
理由など分かる訳はありませんが、家の形や、材料、窓から見える家の中(あくまでも建築途中ですよ!)で想像したりしています。
そしてきまって思うのは、
「何が決め手で頼んだの?」ということ。
今で言えば保障・耐震・設備機器の充実・自由度・デザイン性・エコ・・・そんなところでしょうか。
家によっては割引なんていうのもあるでしょうね。

理由は様々でも、工務店を訪ねるという選択肢は無かったのでしょうか。
そこがいつも気になるところではあります。

先日、大手広告代理店の営業さんが、住宅雑誌の掲載のことで来社しました。
しかも、岡村建業HPをきちんとプリントにして持参して。
有難いことです。
とはいえ、雑誌掲載といっても、広告と同じ(例外もありますが)。載るにはそれなりの金額もかかります。
(今現在、岡村建業の掲載記事はまるでお金はかかっていませんが・・・)
話を聞くと、営業さんの言っていることも良く分かります。
ですが、そんな広告を出せる工務店はそんなにはある訳ないのです。
逆にいえば、いつも雑誌に載っている会社は、膨大な宣伝広告費をかけていることになります。
それは、凄いことです。

どちらがよいという話ではなくて、
これから新築を計画されている方、
リフォームを計画されている方、
雑誌に載っていない工務店は沢山あるということなのです。
そして、
家を建てること、その家にかかるお金のこと、その家族の住む家の未来のこと、そして、その家を建てる人・住まう人が繋がっていくこと・・・、
そこが一番大事だと思っています。
そこに愛を感じられる会社を見つけて頂ければと思います。

どこで建てたというより、岡村さんに建ててもらったと言ってもらえたら、こんな嬉しい事はありません。
だから、発信し続ける。
これしか私達には方法がありません。
係わった家には、責任があるのです。
それが、地場の工務店の仕事だと思っています。

『愛』とか、『心』とか、
そんなところを少しでも感じられる人に
家を託して欲しいと思います。

岡村建業も、そうありたいと思います。

(2010.01.27)