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郷土愛

先日、中島知久平邸を見学したのをきっかけに、
「中島知久平」という人のことを少し調べています。

岡村建業のあります太田市は、
富士重工業(スバル)のお膝元、北関東を代表する工業都市です。
そんな都市を、企業城下町というそうです。

その富士重工業の創設者が、中島知久平という人です。
中島飛行機を世に送り出した人でもあります。

調べていくうちに、面白い逸話が沢山。
なかでも、上野動物園で生まれたライオンを譲ってもらって飼っていたとか、
そのライオンを秘書が連れて銀座を散歩して大騒ぎになったとか・・・。
スケールが大きいです。

太田市民としては、やはり、スバル・中島飛行機というのは、特別なものがあります。
関連の仕事に何らかのかたちで携わっている人も多いですから。
また、その時代に生きた人たちの生の声を聞くということも、
とっても大切な事だと思います。

郷土の近代史を知っておくのも良いですね。
これからもう少し、
この土地の事を御紹介できればと思います。

さて、建築の話に絡めてみます。
軍需工場があった関係で、太田市は第2次世界大戦では、大きな空襲があり、
古い建物があまり残っていないのです。
残念なことです。


現場の近況ですが、館林市のリフォーム工事がもう少しで終わります。
下小林町M様邸新築工事では本日基礎工事が始まりました。
太田市内ヶ島町M様邸工事では、明日地鎮祭となります。

いろいろなご縁によって仕事をさせて頂いていると、日々感謝しています。
毎日を一生懸命。
丁寧に大切に使います。

つくる・つなぐ・つづくのために。

(2011.11.14)