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沖之郷祇園祭

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連日群馬県は猛暑です。

16・17日は、
沖之郷の祇園祭です。
3年に一度、新田・東・北と耕地ごとに分かれたそれぞれの山車で
お囃子を競い合うというお祭りです。
重要有形民俗文化財 に指定されています。
本日最終日です。
是非お出かけ下さい。


『沖之郷は市の東端、足利市に接する四方を水田に囲まれた農村地帯です。北・東南・西・新田の4つのコウチ(地域区分の称で、地元では「耕地」の文字を当てている)から成っています。山車は、各コウチに一台ずつ(西コウチと新田コウチ<西新コウチ>は組んで1台)の計3台あります。
北コウチの山車は、高さ約5.2m、長さ約5.2m、幅約2.6m(西新コウチのものは約2.8m)の桧材、漆仕上げで、正面破風に「祭典」の扁額を掲げ、その上部や梁の端、妻に竜の金箔彫り物を飾ります。
西新コウチの山車は、高さ約5.2m、長さ約5.2m、幅約2.8mの桧材、漆仕上げで、正面破風に「祇園會」の扁額を掲げ、その上部には竜棟の端には鶴の彩色彫り物を飾り、正面の梁や側面の欄間にも彫り物が施されています。
東南コウチの山車は、高さ約4m、長さ約3.9m、幅約2.4mやや小型で、山車正面、梁や欄間に竜、棟の端には孔雀の彫り物を飾り、彩色が施されています。
北コウチにある山車正面の竜の彫り物の裏には、「天保四(1833)癸巳六月吉日武州本庄住彫工折茂長五郎保高」と刻まれ、彫刻年と彫刻者がわかります。規模や装飾から西新コウチの山車も同じ頃の制作と思われます。東南コウチのものは制作年代が不明です。
平成14~16年度に修復事業が実施されました。3年に一度、7月に巡業が行われています。』

■引用・参考 群馬県教育文化事業団HPより

(2011.07.17)