ブログ

先の見えない予定

今日は朝から瓦屋さんと、今回の震災で被害に遭われた方の被害箇所の確認にまわっています。
瓦の被害は今回の地震で特に広範囲に亘っています。
市の補助金や、保険の関係もあり、
必要書類に漏れの無いように、
今回の被害の状況と、これからの工事の予定や発注、工事金額をひとつひとつ考えていかなければなりません。
被害に遭われている家を修復する職人の確保、
広範囲の震災で、建築資材の不足、遅達、価格の高騰、材料調達の困難、
工事が行われるまでの応急処置のブルーシートや土嚢袋の管理・メンテナンス・・・。
考えれば考えるほど大変なことばかり。
完全に瓦やその他の被害場所が元通りになるには、
3年程かかるのではないかと言われております。

ということは、梅雨の時期は3回やってきますし、
この地方独特の夏場の雷雨、最近ではゲリラ豪雨などもあります。
寒い時期には"空っ風"と呼ばれる突風も吹いてきます。
今回のような応急処置を様子を観ながら何度もしなくてはならないかもしれません。

屋根の事だけではなく、新築・リフォーム限らず、
東北や北関東に工場があった建築関係の工場も沢山あり、
現在は、「生産を停止しております」「納期延期のお願い」などのFAXが続々と届いています。

それをどう対処したらよいか。

先の見えない予定を
考えなくてはいけません。

お施主さんの『笑顔』の為に
頑張るしかありません。

誠心誠意、頑張るしかありません。

(2011.04.07)