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日々の事

近頃は、営業にやってくる人が変化しています。
今までなら(10年前とかの話ですが)、こんな小さな工務店に
やって来るような人たちではないよな・・・とか、
はるか遠くからやって来るひと。
便利な世の中になったが為に、来なくなってしまった人も・・・。
何だかちょっと変な時代です。
秩序みたいなものが少し欠けてきてしまったような感じさえあります。
また、お施主さんの家にやって来る、どこの誰かまるでわからないような怪しい会社名の営業マン。
「顔も知らない人に仕事なんか頼めるかよ!」と叫びたい気持ちでいます。

"家を建てる仕事"を代々生業として来たわけですから、
そこを持続、継続させる為には、
変な事は出来ないのです。
これだけは、肝に銘じて毎日を過ごしています。
時には『反省』することもあります。
まして、気候を相手に仕事をしなくてはいけない時もありますから、どうしても不具合が出てしまう時もあります。
それを、マニュアルではなく、どう対処・解決していくか・・・が、大切なのではないかと思っています。
『臨機応変』。
これは、小規模工務店ならではの強みなのではないでしょうか。
それは、会社の歴史(経験)であったり、信頼できる協力業者であったり、お施主さんの気持ちを考える事であったり、
助言を聞ける耳であったり。
だから、「顔も知らない人に仕事なんか頼めるかよ!」と、
思ってしまうのです。

いつでも『まかしとき!』みたいな頼れる存在でありたいと思っています。
大工さんは、本来そういうものだと思うのです。
何度も言いますが、『家のお医者さん』ですので。
日々勉強、日々反省、日々吸収です。

(2009.03.24)