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良いものは取り入れるというスタンス

岡村建業では、
『良いもの』『これから良いと思うもの』に対して、
これまで柔軟に対応してきたつもりです。
例えばプレカットや高気密・高断熱住宅。
これらについては工務店(大工)さん達でも色々と意見が分かれるところではありますが、
必要な現場と思われるところには、採用します。

時代がどんな方向へ向かっていっているのか、
その時代の後、どうなっていくのか、
経済は?人口は?世界は?と、何だかスケールの大きい話ですが、
そんなことを頭に入れながら、
これは必要かそうでないか・・・予測・判断する事も、『家を造る』仕事をする者の責任ではないかと思っています。

今、次の現場の準備で大工さん達は手刻みをしています。
この光景、今ではなかなか見られないのかもしれません。

家造りに何が重要か。
1つに『和室が出来るか』という事。
え~?と、思う人もいるかもしれませんが、
大工さんの技術や知識、知恵には、幅(差)があるという事です。
現実にそういうことはあり得ない事でもないのです。
だから、基礎をしっかり学ぶこと。
それが一番大事なのです。
岡村建業の大工さん達、皆若いですが、
『良い仕事・丁寧な仕事』の出来る職人さん達に育っています。
人材を育成する・・・これも、これからの工務店の責務です。
そう思って頑張っています。

先週より、“朝礼”に加え、“終礼”を行っています。
一日の終わりをきちんとするというのも、良いものですね。
夕暮れに「終礼を終わります!」「ハイ!」の声が響くようになりました。
『オン』『オフ』、大事な事ですよね。
この“終礼”も、『良いものは取り入れる』というスタンスの1つです。

(2009.09.16)